ナポリからのGIFT

少しでもナポリに興味を持つ人が増えれば、と思い、書いています。ただ、稀にプライベートの事も。

影でチームを支え続けたカルネジス、ナポリGK陣を語る

 

ナポリで過ごした2年間は忘れられないものになったよ。素晴らしい経験をした。(コッパ・イタリアの)カップを掲げたあの時は、忘れられない瞬間だ。」

 

オレスティス・カルネジスは、『Radio Mart』のインタビューに対し、このように語っている(今回は、この放送を切り取った『CALCIO NAPOLI 1926』を引用)。

このギリシャ人GKは、ダビド・オスピナとアレックス・メレトの控えであることを受け入れ、2年間ナポリに忠誠を尽くしてくれた、実力、経験、人格的にも素晴らしい選手だった。

35歳となった彼は、この夏、フランスのLOSCリールに移籍することとなった。イタリアだけではなく、イングランドギリシャでの豊富な経験を生かし、新天地でも頑張ってほしいところではあるが、『Radio Marte』では、他にも興味深いことを語っていたので、以下でお伝えしよう。

 

「第3GKには、豊富な経験が必要であることは皆知っているだろうし、チームでの振る舞い方もだ。

ナポリに来る時には、僕は既に自分の役割がどういったモノなのか、既に分かっていたよ。(ナポリのGKコーチである)アレッサンドロ・ニスタが僕を納得させたんだ。彼が今のナポリのGK事情を説明してくれた。ギリシャの代表チームや、クラブチームではレギュラーとしてプレーしていたけど、受け入れたよ。ナポリでプレーできるのは僕にとって誇りでもあったし、世界中に名の知れたチームだったからね。僕の役割はとにかく、いつでも試合に出れる準備をしておくことだったよ。」

 

「当初の考えでは、僕はメレトに次ぐGKだった。ところが状況が一変してね。最初のトレーニングでメレトが負傷し、すぐにチームはオスピナを獲得したんだ。瞬間的に信頼できるGKを獲得するなんて簡単なことじゃないはずだ。

3日に1回の試合をこなすナポリのようなチームでは、落ち着いた環境であり続けることが重要だ。オスピナはこの観点で考えると、チームにとって大切な選手だった。彼は当初、自分と同じようにリザーブからのスタートを受け入れていたんだからね。代表ではレギュラーであるにも関わらずだよ。」

 

ガットゥーゾは今、オスピナの方を好んでいるよね。なぜなら彼は、後方からアクションを起こしていきたいと考えているからだよ。オスピナは、そのパーソナリティ的に考えてもフィットしていると思う。メレトも足元はいいとは思うが、成長していくには時間が必要だ。どんなGKでも、成長には時間がかかるものだ。」

 

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LOSCリールへの移籍が決まったカルネジス(ナポリ公式より)

 

このように語ってくれたカルネジス。最後には、ナポリ加入が噂される、アーセナルソクラティス・パパスタソプーロスについても述べている。ギリシャ代表で共にプレーしてきた盟友だ。

 

「ソクラティスに関しては随分と長いこと知っているが、素晴らしい選手だよ。とても素早く、テクニックもある。彼はイタリアとドイツ、イングランド、それにギリシャの代表で素晴らしいキャリアを築いてきた。素晴らしい経験を持つ選手は、ナポリを助けてくれるだろうね。」