ナポリからのGIFT

少しでもナポリに興味を持つ人が増えれば、と思い、書いています。ただ、稀にプライベートの事も。

ウイイレで、ユヴェントスではなくヴェローナを使った話

 

最近、一時期やっていなかったウイイレのアプリをやり始めたのだが、基本的にこのゲームは「ガチャ」を引いて自分でチームを作る。しかし、僕がやっていたイベントは、自分で作ったチームでの対戦ではなく、リアルである既存チーム同士をオンラインで戦わせるというモノだった。

 

僕は最近のセリエAでのエラス・ヴェローナの戦いに感銘を受けて、このイベント上でヴェローナを選択してみた。このイベントではセリエAのチームしか選べず、ナポリ以外のチームを使って戦ってみたかった次第である。

ちなみに、各チームに「チームパワー」というモノが設定されているらしく、ヴェローナのそれは、「1303」。

 

だが、腹が立つことに相手がユヴェントスばかり。チームパワーは「2003」。数値上、1.8倍ぐらいの強さがある。

 

所詮セリエAのことも知らない輩が、どうせ一番強いからとかいう、クソ単純な理由で選んでるんだろう。分かってねぇなぁ、ヴェローナの方が強いんだ、見せつけてやるぜ!

 

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ユヴェントスに勝利したエラス・ヴェローナ

 

などという気持ちで意気込むが、これが本当に全くもって勝てない

 

最初に断っておくが、僕のプレースキルはそこまで低くはないと思うし、そもそもプレースキルがだいたい同じ程度のプレイヤー同士が対戦する仕組みになっているらしい。

 

やはりこのゲームは狂っている。ユヴェントスヴェローナより強いはずがないのに、あんまりだ。どこまでユヴェントスを贔屓する気なんだよこのゲームは。コナミも分かってない()。

 

そんなこんなで、少し調べたくなったので調べてみた。

 

 

ウイイレの数値はリアルを反映していない

 

と、見出しを銘打ったが、これを書いている現時点では、本当にそうなのかは分からない。調べながら書いていこうと思っている。

 

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23節時点でのセリエA順位表

 

23節時点でのセリエAの順位は上のようになる。しばしば「今期のセリエAはいつもとは違って面白い」と言われるが、その通りだ。

とはいえ、『優勝争いが「面白くない」プレミアの代わりに見ごたえのある所を探した結果、セリエAにたどり着いた感』も否めないのだが…。

 

そんなことはさておき、ウイイレ上での各チームの強さ(チームパワー)を見てみよう。

チームパワーが大きい順に上げていこう。

 

2304 ユヴェントス

1984 ナポリ

1976 インテル

1864 ミラン

1853 ラツィオ

1808 ローマ

1723 アタランタ

1703 トリノ

1663 フィオレンティーナ

1623 カリアリ

1604 サンプドリア

1575 ウディネーゼ

1552 ジェノア

1524 サッスオーロ

1507 パルマ

1504 ボローニャ

1450 SPAL

1415 ブレシア

1365 エラス・ヴェローナ

1347 レッチェ

 

と、こんな感じになる。

 

実際の順位と、ウイイレ上の「チームパワー」をグラフに表してみた。すると以下のようになる(縦軸:「チームパワー」、横軸:順位)。

 

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Excelでは「相関」係数を調べることができるのだが、調べてみると結果は-0.612

右下がりのグラフになる以上、値がマイナスになってしまうが、絶対値をとると0.612となる。

この値がどの程度の相関度合いを示しているのかというと、「完全な相関(1.0)」、「高い相関あり(0.7~1.0)」に次ぐ、「中程度の相関あり(0.4~0.7)」という結果となる。まあつまりは、ウイイレで強いチームは実際でも強い」という事がボチボチ成り立つということだ。

 

 

だがちょっと待ってほしい。順位で考えるのはいささか違うのではないか?普通勝ち点だろう!

という事で、勝ち点(貼り付けた上記順位表にも記載がある)でも調べてみた。

するとグラフは以下のようになる(縦軸:勝ち点、横軸:「チームパワー」)。

 

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そして相関は…

 

0.637!!!!

 

ここで0.5ぐらいを出しておいて、「ほら見ろ!ウイイレなんて信用ならんじゃないか!!!」と言ってみたかった

思い通りにいかないのは、まるでナポリの試合と同じようだ。レッチェ相手に負けてしまうように。

とはいえ、0.612も0.637もさほど値としては変わりがない。

 

「中程度の相関が認められる」

 

強い戦力を有する者が弱いそれを倒してしまうという構図が必ず成り立つとは限らないのである。

 

なのになんだあのウイイレときたら!!!ヴェローナユヴェントスに全くもって勝てないじゃないか!!!

ありえない。おかしい。

 

 

ウイイレを離れ、現実で見てみよう

 

という事で、ウイイレの「チームパワー」に代わる軸として登場してきたのが年俸、いわゆるサラリーである。今シーズンの各チームのサラリーは毎年のようどこかの現地紙辺りがまとめている(以外はガゼッタ)。

 

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19‐20シーズンのセリエA各チームの年俸

 

さて、サラリーと勝ち点の相関係数は0.66となった。「中程度の相関が認められる」のである。

 

以上のこれまで触れてきた関係をまとめると次のようになる。

 

順位と「チームパワー」の相関関係 ≒ 勝ち点と「チームパワー」の相関関係 ≒ サラリーと勝ち点の相関関係

 

だから何なんだという話であるが、よくよく考えて見たら、以上の関係から、サラリーと「チームパワー」の相関関係も0.6強であると認められるわけである。

 

だから何なんだという話であるが、サラリーが高いチームだからと言って順位が良くなるとは限らないし、勝ち点が上がるとも限らない。ましてやウイイレの「チームパワー」が上がるとは限らないのである。

 

だから現実でもウイイレでも、ヴェローナユヴェントスに全く勝てないなんてのはまっぴらおかしな話なのである。

 

だから何なんだ。という声はスルーしよう。

 

 

■最後に

 

調べながら書いた故、自分の思った通りの結論とはならなかったので、「なんだこれ?」という感想を抱いた方、貴方が正しい。

 

とはいえ、現実のサッカーは摩訶不思議なのだ。誰が開幕前にナポリが2桁順位に沈むことを予想しただろうか?誰がヴェローナがここまで躍進することを想像しただろうか?

ウイイレに不可能はあっても、サッカーには不可能はない。

 

ということで、間もなくバルセロナとのCLだ。多分ウイイレでやったらナポリは確実に負けるが、幸いにも現実はウイイレと一緒ではない。セリエAで4位以内を狙っていくこともまだまだ不可能ではないはずだ。

 

どちらのコンペティションも頑張るのみだ。もちろんコッパイタリアも。